母を逃がす

久しぶりの本公演。やっぱここの役者さんたちが揃うと圧倒される。松尾ちゃんの世界って、閉鎖的でギャグの中に人間の本質をついてくるような、深くて暗くて闇のような部分があるような舞台・・・なんだろうけど、わたしはいっつもギャグのすごさに圧倒されてそんなとこ見てる場合じゃない。ほんと自分では思いつかないような(当たり前だけど)斬新な切り口のギャグなんだよなあ。見てる視点が一般人とぜんぜんちがう。しかもそれすっげーくっだらない下ネタとか節操ない時事ネタとかまあとにかくくだらなくてめんどくさいギャグなんだけど、すげーおもしろい。おもしろさで圧倒される。そんで気付いたら狂ってる人がいたり狂いながらセックスしてたり殺しあったりしてて話が終わってる。すげー舞台だな。今回はサダヲと良々とクドカンとの絡みがとにかくすごくて圧倒。クドカンとサダヲが酒とレモンつかってあーだこーだやってるとこは笑いすぎて疲れた。友人と終わった後「あの発想はないわー!」って悔しがった。『ハンバーグ』を略して『ハバーグ』も斬新だったなあ。カーテンコールも斬新だったなあ。あ、紙ちゃんがほんと白くて紙みたいだった。松尾ちゃんはあいかわらず狂ってた。公園くんの尻に『皇潤』って書いてあってなんともいえない気持ちになった。そんでいっつも終わった後「クドカンかっこいいクドカンかっこいい」って友人に連呼するんだけど、「かっこよくはないよ」って毎回否定される。そこは流れで「そうだね」って言ってくれてもいいじゃない。だってほんとにかっこいいんだもん。